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再び、年金繰下げ請求と加給年金についての自分の考えを整理してみた

1年ほど前も書いたことがあるんですけど
今回も、年金繰下げ請求と加給年金のお話です。

私の個人的な条件におけるお話なので
一般化はできません。

私と妻は4年、年の差があります。
このため、もし私が、老齢年金を繰下げせずに65歳から受給するなら
4年間加給年金が被保険者であった私に支給されます。
しかし、この加給年金は、年金繰下げ請求の期間は、支給されません。

加給年金の支給額は
224,300円(配偶者に対する加算額)+165,500円(特別加算額)=389800円
です。

さらに、配偶者である妻が65歳に到達した時点で、加給年金は支給停止となり
振替加算が妻に支給されます。
この額は、年額2万円弱ですから、極めて僅かなのですけど。
この振替加算も繰下げ請求期間中は支給されません。

このようなことを踏まえた上で
繰下げ請求するか、加給年金をもらったほうが良いのかを考えます。

平成28年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況によると
平成28年度の65歳以上男子の厚生年金保険(第1号)平均年金月額は176,655円
厚生年金保険(第1号)男子の年金受給額の中央値は
17万円台です。
不思議と、平均値と中央値がほぼ一致しています。
最頻値も男子では18~19万円になります。
受給額の分布をみると男女混合であると、男女の二峰性を示しますが
男性あるいは女性のみの場合、正規分布に近い分布を示すために

企業年金などもありますから、一概には言えませんが
このデータを見ると厚生年金は高齢者の格差縮小に一定の役割を果たしているんじゃないかと思います。
でも、男女格差は大きいので、これに関しては修正が必要じゃないかな。

話がそれましたが
このデータから
1カ月当たりの男子の平均値あるいは中央値に近い
17万5千円、年間210万円の年金が65歳から受給できる場合を基に考えてみます。

加給年金は389800円、4年間受給(私の場合)で1559200円ですから、156万円とします。
70歳まで年金繰下げにより、65歳から69歳までの受給できなかった年金額は
210×5=1050万円
70歳時点で、65歳に受給開始していた場合と比較して
生涯年金受給額が1206万円低いことになります。

一方、70歳まで繰り下げた場合
70歳時点での受給額は298万2千円(210×1.42)ですから、1年間当たり
298.2-210=88.2万円
受給額増となります。

これに伴い、所得税・住民税・国民健康保険料等が増えますが、今回は無視します。

年間88.2万円の受給額の差がある場合
1206万円は13年と7カ月程度で、
受給総額の逆転が生じる事になります。

つまり、70歳まで繰下げした時、
受給開始後84歳まで生きられれば
年金受給総額において、「得」、と言うことになるのですね。

加給年金を考えないなら、
70歳までの繰下げ請求をした場合、12年で受給総額の逆転が起こり
82歳まで生きられれば、受給総額で「得」になります。

加給年金を加味すると、
私の場合は、逆転まで13年7カ月ですから
受給総額の逆転が起こるのが2年近く遅れることになります。

さらに、税金や社会保障費も考えると
さらに、後ろにずれ込むと思います。

これらのことから
70歳への年金繰下げ
損か得かを基準に考えると
「得」と言えるためには、現時点での平均寿命では
なんとも言えない数字となります。
これって、当たり前ですよね。
何しろ、平均寿命等を基に、年金繰下げ時の、受給額増の割合を決めているわけですから。

ですから、めんどくさいこと考えたくないし
早めにお金が欲しいと思うなら
65歳で受給したほうが良いのじゃないか。
とも思いますが
個人的には
私、損か得かを考えて年金繰下げ受給を選択している訳ではないんです。


私、長生きをリスク、と考えており
その長生きリスクに見合うリターンを考えることから、繰下げ受給選択しているんですね。
長生きリスクに見あうリターンとは
長生きに伴い延長される長期フロー表では
支出も続くことになります。
その際に、確実な収入も同様に確保したいのです。

いいかえると、
先の見通せる資産減少(ここでは70歳までの資産減少)には堪え易いんですけど
先の見通せない資産減少(死ぬまで資産減少が継続すること)には大きなストレス感じそうなんですね。
このための、繰下げ請求です。

あるいは、
資産減少を経験するのは、対処し易い若いうち(70歳まで)に終わらせたい。
と言っても良いかもしれません。
90歳近くなって、自分では対応できない状況で
資産が足りなくなりそう、どうする?
働くかそれとも生活保護を受給するか?
などを悩まなくてはならない状況を避けたいのですね。
それを含めて、国が考えるべきだ、という意見もありますけど
自分でできる限りは準備しておくのも大事だよね、
とも思います。

結果的に、早死にして
「年金もらえなくて損した!」
となるのは、
私的には、
「良い選択をした。」
と判断するんですね。

年金に対する考え方は様々です
ただ、破滅的に
「年金なんてどうせ破綻する」
「いざとなったら生活保護もらうから、使えるものは使ってしまう」
などの硬直的な考えに堕することは避けたいと思っています。

なんてこと言っていて
明日には意見が変わるかもしれないんですよね。
それが、自由で無責任な私、なのでしょう。




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コメント

No title

さすがに80歳90歳なら生活保護とおるでしょ
保護者いなきゃ
いくらなんでも

普通に・・・

こんばんは。
繰り下げか、加給年金考慮か、あまりごちゃごちゃ考えずに普通に65歳から年金受給すればいいのではないでしょうか?100万も200万も違うなら別ですが・・・。

Re: No title

grreeさん、コメントありがとうございます

> さすがに80歳90歳なら生活保護とおるでしょ
> 保護者いなきゃ
> いくらなんでも

その年齢で通してくれないと、大変困ります。
ただ、90歳以上の急増に現実の社会と財政が対処できるのかどうか・・

Re: 普通に・・・

パルタ7さん、コメントありがとうございます

> こんばんは。
> 繰り下げか、加給年金考慮か、あまりごちゃごちゃ考えずに普通に65歳から年金受給すればいいのではないでしょうか?100万も200万も違うなら別ですが・・・。

素直に、65歳から受給で良いと思います^^;
いろいろ考えることが楽しい物で、ついつい余計なことを書いてしまいます。

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