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日銀のETFについて 2

日銀のETFの現状及び感想の2回目です。

前回、書かなかったのですが
このブログでは、日銀によるETF買い入れオペの是非を問うてはいません。

日銀は現在、買いオペとして
日本国債とETFを買いいれています。
平成29年度上半期末のデータでは簿価上
国債は435兆9千億円
ETFは15兆8千億円
(「平成29年度上半期末の資産、負債及び純資産の状況」より)
となっています。

この結果、
数年前に比べて
日銀の資産が急増しており(国債とETFの急増)、同時に負債も急増しています(急増した負債は当座預金が主体)、
資産の多くを占める日本国債の場合、その信用は、日本の国とも言えるから、まぁいいけど
ETFの信用は、東証一部に存在する株式会社全体の信用と考えられます。

日銀の独立性を考えると、資産にETFが増えすぎると
東証一部の株式会社の状態に日銀の存在が左右されることになり、
不味いんじゃないの?
なんて言う考えもあると思うけど
そのあたりは、
私のような経済の素人では、判断できないので
このブログでは、言及しないことにします。

前回も書いたけど
現在の、日銀が保有するETFの時価総額は
おおよそ23兆6000億円
評価益が4兆2500億円程度

日銀のオペレーション(日次公表分)から類推した
平成29年10月から平成30年3月末までのETFの買い入れ平均単価は、日経平均換算で22237円(ただし、日経平均の終値で購入と仮定)。
この、22237円という数字は
平成29年10月初めから平成30年3月末までの日経平気終値の平均22256円よりわずかに低く
平成29年10月初めから平成30年3月末までの日経平気終値でドルコスト平均で買いつけた場合の買値平均22218円より僅かに高い
微妙な数字です。

ただし、実際はETFが東証株価指数、日経平均株価、JPX日経インデックスのどの指数を採用したETFを買い付けたのか不明であること、日経平均採用のETFであってもVWAP値を目標に買いつけていることなどにより
実際の数字はさらに変化するはずです。

以上を含めて
買い入れ額は、最低価格ではないにしても、妥当な単価での買い付けだと言うことに落ち着きそうです。
もともと、安く買いたい目的で買っているのではなく、プレミアムリスク低減目的で買っている結果
買う入れ単価も、そこそこ良いわけですから。


さらに、
ETFからの分配金は平成29年度は
9月末までで2560億円。
平成29年度通年では、2800億円程度。
これだけで
日銀全体の、経費をすべて賄っても余りある数字になります。

なるほど
今の日銀の行員の給与は、ETFの配当金で賄われている。
と言っても、間違いではないようです。

こんな感じで見ていくと
「安く買いたい思いにとらわれ過ぎず、適当に時間分散しながら買っても
そこそこの買い入れ単価になるんだなぁ。」
これが正直な感想です。

大変面白い。






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