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大学無償化と言っても、4年制大学のことじゃないよ

アメリカで大学無償化の動きがあるとは凄いな!
と思って、見てみたら、タイトルから私のような日本人が受ける印象と
実際の中身に大きな乖離がありました。

全米に広まる「大学無償化」の動きとその課題

米国では近年、コミュニティーカレッジ(公立の2年制短期大学)の授業料無償化の動きが全国的に広まっている。先週には、メリーランド州ボルティモア郡がこれに加わった。



大学無償化は、コミュニティーカレッジ(公立2年制短期大学)において広まっているのですね。
現実の、アメリカの4年制大学の場合、
有名な私立大学では、日本よりはるかに高い授業料が必要なのは、皆さんご存じのとおりです。
まさに、格差社会が広がっているのですね。

今回の記事で話題となった、コミュニティーカレッジとは
日本でいえば、公立の短大とか、専門学校と言った性質のものですね。

コミュニティーカレッジの無償化問題に関しては
2015年1月20日に行われた、オバマ(前)大統領の「年頭一般教書演説」の中で
「格差是正策」の一つとして取り上げられた
「コミュニティ・カレッジ」を無料化する、という話がありました。
これに係るものなのでしょうか。

もともと、コミュニティーカレッジは
経済的弱者救済、職業訓練、専門知識習得、生涯学習などの目的で
比較的低い授業料で、地域の人たちに広く高等教育を受けられる機会を与える
と言うものです。

2017-2018年におけるアメリカの大学の学費の平均を見ると
公的2年制大学(地区内の人) 3570ドル
公的4年制大学(国内の人)   9970ドル
公的4年制大学(国外の人)   25620ドル
私立4年制大学           34740ドル
となっています。

公立2年制短期大学の授業料の平均は3570ドルです、
このように高等教育としては低額に抑えられているんですね。
なお、この授業料は、大学のある地区内に居住する人に対する授業料であり
海外からの留学生などはこれに数倍する授業料が必要となることがあります。


私立4年制大学の授業料の高さと
公立4年制大学の留学生に対する授業料の高さが良くわかります。

日本の大学って、アメリカに比べると授業料安いんですね。
大学の授業の中身までは、今回は考えていません。

このように、今回の記事で話題となったのは
コミュニティカレッジと呼ばれる
授業料が低額に抑えれれている公立2年制短期大学の学費無償化が
広がっている。
と言うお話なんですね。

今日本で話題となっている、公立私立を問わず4年制大学を無償にしようかどうしようか
と言うお話とは大きく異なります。
さらに、そのコミュニティカレッジの無償化でさえ、まだまだ前途多難なのが実情です。

日本でも、大学教育に国際的な大きな魅力が備わっているなら
海外からの留学生に対して、高い授業料を課して、大学経営の一助とする
と言う方法がとれるのです。
何しろ、留学生からより多額の授業料を徴収すると言う
この方法は、欧米の有名大学では大変重要な大学経営のための正当な経済活動の一環です。

まさか、日本の有名大学は
税金を納めている日本の家庭の子供たちと同じ学費で、海外の留学生を受け入れているなんてことは
無いと思いたいのですけど、どうなんでしょうか?
もちろん、海外の極めて優秀な学生に対しては、ドンドン奨学金を支給すると言う方策も採るべきだとは思います。

単純に、
「大学無償化凄い!」
と言うお話とは異なるようです。



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