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好きだからこそ、介護してほしいとは思わない

老親に介護を頼まれた娘がキレる瞬間の記事の中で

「娘を持つ親御さんの多くが、自分の介護は娘にしてほしいと思っておられます。娘さんのほうも親に対する愛情がありますし、育ててくれた恩返しという思いもあって積極的に介護に臨もうとします。また、お互い気心が通じ合っていますから、適切な対応ができうる存在が娘さんです」


と書かれていたんです。

私、娘も息子もいるし、一応、現時点では結構仲が良いんです(将来はどうなるかわからないけど)。
でも、娘にも息子にも、私の介護はしてほしく無い。
できる限りは、自分で自分のことしたいし、どうしても介護が必要になったら、
すべてを第三者による公的私的介護にお願いしたい(本音は自立した生活できない状態になったら安楽死させてほしい)。
その介護環境監視のために、息子や娘が存在するのは、有りだけど。
直接の介護はしてほしく無い。

なぜって、私は息子も娘も大好きだから。

恩返ししてほしいとも思っていないし、子供には自分の人生楽しんでほしい。
私の介護が、子供の人生の楽しみの一つというなら、考えるけど。

私は、子供を育てることを楽しいと思い、自分の人生最大の楽しみの一つと思っていたけど
自分の親の介護を自分の人生の楽しみと思ったことはあまり無い。
仕方が無いから、親だからやらなきゃならないと思っている。
家で同居していたネコの介護も、楽しみというよりも、義務感でしていました。

良く言われるじゃないですか
「自分を育ててくれた親なんだから、心配したり介護するのは当たり前」
個人的にはその通りだと思います。
でも、楽しみで行うものだとは思えない。
多分、私は大変に薄情で卑怯な人間なんでしょう。

母は、認知症と思われる症状が発症してから、旅立つまで数年かかりました。
認知症発症当初は、当然、認知症外来の受診は拒否されました。
要介護認定も、拒否していたので手術のために入院中に行いました。
母は誇り高い人で、父にべったりでしたから、一人はイヤ、大人数もイヤ、他人に介護されるのもイヤ。

父は大変だったでしょうし、妻にも迷惑かけました。

生物の中で、
親の介護するのは人間だけ
障害者と共生するのも人間だけ
もちろん、軽度の介護や軽度の障害者との共生は生物でもたまに見られますけど
食事介護や排せつ介護、寝たきり介護を長期間続ける生物はいない(女王蟻を介護する働き蟻とか、メスに寄生するアンコウのオスとかは、ちと別の話)。
介護も障害者共生もできて、だから、人間は素晴らしい!
という意見には、同意しますけど、
入口広げるばかりで出口戦略考えていないのは、感情論過ぎるでしょう。
まぁ、甘口が好きな方が多いと言うことかな。

もちろん個人的に、介護だから、家族は苦しんで当然、悩んで当然とは思いません。

一方で、それじゃ、金さえ払えば、イヤなこと頼んで良いの?
好きな人には、厭なことさせちゃだめなの?
などという疑問が生じることになりますが
それはトレードオフの関係になりますから、価格的な妥当性なんだろうと思います。
適切なトレードオフがなされていなけりゃ介護制度そのものは破綻するんですから。

自分は苦労したく無い、でも他人の苦労ならば受け入れられる
なるほど。
これはこれで、人間の業が見られてとっても興味深い。


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