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リターンとリスクの正当な評価ができないのは怖いのかも

宝くじやパチンコや競馬に嵌る一般的な人って、リターンに関する考えに大きな偏りがありますよね。
ぶっちゃけると、リターンを過大に評価する、「俺って、本気だしていないだけで、ホントは凄ぇんだぜ!!」系の人が嵌りやすいですよね。

もちろん、一部のプロの方は、たとえば、パチンコの台による釘の違いやスロットの台による設定の違いを利用して、ある程度の収益をあげられる方が居るらしいし、競馬などでもオッズの歪みを利用して収益を出し続けている方もいます。
もちろん、このような方々は不断の努力を続け、毎年繰り返される確定申告で納税をしているはず(株のような損失繰り越しはできないし、納税は待ったなしでやってくるから準備資金が必要)なので、そんな中でも安定した収益を出し続けられるのは地味で目立たない方が一般的でしょう(数年だけ極端な利益が出たとか、確定申告していないのは問題外)。どっちかというと、目立つ方というのは、攻略法や予想法でどれだけうまく広報活動できるかカリスマ性を発揮できたか、そして、それで生計立てられた方なんでしょうね。

ギャンブルでのリターンに関しては、控除率と試行回数が関わるわけですけど

まず控除率で見ると、ギャンブルの場合、控除率では公的なカジノが極めて控除率が低く(数%程度)、パチンコや競馬は中程度の控除率(10~30%)、宝くじが高い控除率(50%超)となりますよね。これは常識ですね。
この控除率から考えると、公的カジノが最もギャンブルとしては適していると言うことになります。

次に、試行回数を考えると、また異なる側面が出てきます。
控除率の非常に高い(つまり、一回当たりの損失率がとっても高い)宝くじは。試行回数は極めて限られます。何しろ、発売回数が限られていますから、なかなか宝くじで生活が苦しいとはなりにくい。それに対して、控除率の低い公的カジノとなると、一日で数百回の試行回数なんてことが軽くできちゃいますから、トータルの損失額は高くなります。しかし、カジノは行える場所が限られ入場者規制し易く監視し易く、空間演出も容易なので、抑止効果も出しやすい(個体識別100%で、監視カメラ林立の中、汚いかっこしてたら入れないし、問題言動あればすぐに排除し易く、正装した美男美女相手に、貧相な人間がなけなしの生活資金を掛けにくいでしょ)。
最もヤバいのは、中控除率のパチスロなんかですね、これも試行回数が膨大になりますから。その上、日本ではどの町にもあって、どんな格好していても手軽にできて、まさに庶民的。僅かな生活資金を使ってできちゃいます。そのため、あっという間に生活が苦しくなるという現象が見られるんですね。
こんなとこから、パチスロヤバいと言われるわけです。

こんな感じで、リターンに関する妥当な考え方ができない(リターンを過大に評価しちゃう)方が一般的には、ギャンブルに嵌りやすくなります。

一方で、リスクに対する認識の偏りというものもあります。

たとえば、生命保険の加入率を見てみます。
公益財団法人生命保険文化センターの平成28年度「生活保障に関する調査」によると

生命保険に加入している人は男女とも多く、男性では80.6%、女性では81.3%となっています。前回(平成25年度)の調査より男性は0.3ポイント、女性は0.6ポイント減少しています。

となっています、なんと8割を超える人が生命保険に加入しているんですね(私は生命保険に加入していません)。
20代でも男性58.2% 女性53.2%、
30代ともなると男性84.1% 女性81.3%の方が生命保険に加入しています。

ところが、公的年金を見てみると
平成27 年度の国民年金の加入・保険料納付状況を見ると

平成27 年度中に納付された現年度分保険料についてみると、納付率は63.4%となり、前年度の63.1%から0.3 ポイントの上昇となった

なんて書いてある、生命保険の加入率より20%近く低いんです。
20代で見ると20~24歳は59.27%、25~19歳が53.47%
30代では30~34歳は54.72%、35~39歳で59.59%
です。

生命保険と年金という、異なるものを比較しているので、あまり参考にならないけど
生活苦しいから、20代とか30代は公的年金の保険料が払えない、という話がありますが、
でも、私的な生命保険に関しては30前半でも8割以上の人が加入して支払っているんですね。

30代前半だと、結婚しているのはせいぜい50~60%ぐらいしかいません(20代前半だと20~30%しか結婚していない)、
だから家族のために生命保険に入っているというのでは説得力が無い。
なんで30代前半で8割以上も生命保険に入っているのかがわからん。
高額医療費制度あるのになんで?
これって不思議です。
(金払えないほどなら、免除申請しないんでしょうか?)

個人的な意見なんですけど、私は、若い時ほど公的年金加入したほうが良いと思うんですよ。
長期加入ができるし、障害者年金の資格も得られる。

もしかして、今の若者は、私的な健康保険はいざという時の備えにするために頑張って支払っても、
公的な年金は払いたく無い、
どうせ障害者になったり生活苦しくなったら、国が助けるのが当たり前、
今お金を支払わなくても、その時は生活保護受給するから良い、と思っているんでしょうか?
もしもこんな考えであったりしたら(個人的にはそうでないと思いたい)
それは、「やらずぼったくり」型の思考であり、この国の未来は真っ暗です。
私には、良く理解できません。
マスコミや広告による思考誘導が大変うまく行っているということなんでしょうか。
それならそれで、余り未来に希望が持てません。

あと、リスクの判断が偏っているものとして
なぜ日本メーカーはルンバをつくれない?「ニーズの断捨離」で新しい常識と顧客を創造

「仏壇のローソクが倒れて火事になったら、誰が責任を持つのだ」といった議論が繰り返され、せっかく技術力を持っているのに、なかなか商品化が進まないのは残念なことだ。

なんてことが書いてあります。
まさに日本らしい発想です。
安心・安全が当たり前、という発想ですね。
あるいは、マスコミと市民による、企業製品に対する袋叩き型報道の弊害と言っていいかもしれません。

これらのことから見ると、リスクとリターンに対する考え方の偏りは、いろいろな現場で見られるようです。
てことは、現状の日本の思考は、余り未来に希望が無いのかもしれません。

もちろん、これらは、私のひねくれた個人的な意見であり。
ホントは全く異なる思考が主流なのだろうとは思うんです。
そうでないと、将来が怖くて困りますから。




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コメント

No title

その通りなんですが、1つだけ。
絶対額の問題があるかと。
偶においしいものを食べる。その費用が1万円。それが毎日じゃ問題ですが、年1~2回で問題になるものでもないかと。

パチンコ、パチスロだろうが、宝くじだろうが、公営ギャンブルだろうが、趣味の範囲で少額で遊ぶ分には、他の趣味と変わりません。
趣味の車で200万円使ったに比べれば、年間ジャンボ宝くじ数十枚3万円程度なんて可愛いもの。200万円も宝くじに費やしたら、それは趣味じゃない、ただの浪費でしかなく、大きければ大きい額だるほど期待値に収束するぞ!って話になるんだと思いますが。

Re: No title

煙々さん、コメントありがとうございます

> その通りなんですが、1つだけ。
> 絶対額の問題があるかと。
> 偶においしいものを食べる。その費用が1万円。それが毎日じゃ問題ですが、年1~2回で問題になるものでもないかと。
>
> パチンコ、パチスロだろうが、宝くじだろうが、公営ギャンブルだろうが、趣味の範囲で少額で遊ぶ分には、他の趣味と変わりません。
> 趣味の車で200万円使ったに比べれば、年間ジャンボ宝くじ数十枚3万円程度なんて可愛いもの。200万円も宝くじに費やしたら、それは趣味じゃない、ただの浪費でしかなく、大きければ大きい額だるほど期待値に収束するぞ!って話になるんだと思いますが。

確かに、一回当たりの費用は大きな問題ですね。
競馬で一レースごとに100万円とか掛けていたら、大変なことになります。
その点では、パチンコは、1日で何百万も負けることは困難でしょうから、損失に上限があるとも言えますから
庶民のためのギャンブルと言えるのかも^^

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