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夕張に日本の未来がある、ただし借金返してくれる国は無いけどね

夕張市破綻から10年「衝撃のその後」若者は去り、税金は上がり続け… 住民に広がる諦めムード

「財政破綻」「超高齢化」「人口減少」という三重苦を抱えた、夕張市の衝撃的な現実を特別公開する。


おお、まるで日本の近未来を見ているようなお話です。

夕張市、ここはまさに
日本のエネルギー政策と土地政策の変遷と、企業による不動産投融資の責任逃れ、企業と政治家の癒着、自治体首長による市の私物化、自治体の政策転換の困難さ、住民エゴ
と言ったものを集約して示したような、問題の地です。
ホント、どうすんだこれと言った問題ばかりです。
あ!言っとくけど、今もこの構造は全く変わっていないですからね。


夕張市の財政破綻の軌跡と再建の課題から、夕張市破たん当時の様子を振り返ります。

夕張市の財政再建計画(以下「再建計画」という)は2007年3月6日、総務大臣の同意を得て同市は準用財政再建団体となり、3年後の2010年3月9日、自治体財政健全化法に基づき総務大臣が同市の財政再生計画(以下「再生計画」という)に同意し財政再生団体となった。
再建計画では、353億円の赤字額を、2007(平成19)年から2024(平成36)年までの18年間で解消していく内容だった。再生計画はこの枠組みを踏まえ、残り322億円の赤字を解消する実質的な期間を2010(平成22)年度から2026(平成38)年度までの17年間とし、再建計画から通算すると2年延長の20年間となった。


ここで炭鉱閉鎖から財政破たんまでの間に活躍するのが、第3セクターとか、今では潰れた松下興産とかの不動産デベロッパー企業です。

夕張市の最盛期は昭和35年(1960年)、当時の人口は11万6千人でした。
それが、2017年3月31日現在では、人口8,651人 。
半世紀と少しで、実に13分の1以下になりました。
人口減少の最大の理由は、炭鉱閉山とその後の事業態転換の失敗です。

自治体が音頭をとって、箱もの作って無理やり地方再生しようとしても、うまくいかんよね、と言うことを如実に示す例ですね。

何しろ、夕張市商工会議所の
財政破綻と再生FINANCIAL FAILURE AND REVIVALを見ると

閉山跡処理対策に費やした費用は昭和54年度以降16年間(1978年~1994年)で584億円(市発行の地方債は332億円)

と書いてある。
実に、現在の夕張市の2006年当時の負債総額632億円(地方債残高を除けば353億円)に匹敵する負債を1994年当時に抱えていたわけですね。
スンバらしい。

まずは炭鉱閉山に伴い、炭鉱所有地と炭鉱住宅を26億円で買い取り。
おお、負債があっという間に増えますね^^;

この時、いろいろ作っています。
第3セクター方式で、石炭博物館、大遊園地、ホテル、スキー場
ここでも数10億円単位でお金が消えていきます。
不動産デベロッパに買わせたり、業績悪化したら融資保証しながら買い戻したり。
そのたびに、数10億円負債が増えるんです。こりゃすごい。

ついでに、
夕張市の借金返済している財源は、国です、つまり私たちの税金ですよ。別に夕張市民だけが返済しているんじゃないんですよ。何しろ、夕張市の地方税収は平成28年度で7億9900万円ですから、職員の人件費にも足りません。とてもじゃないけど、借金返済(353億円の借金)なんてできるわけがない。
言っときますけど、夕張市の職員の給与、とっても低いんですよ。
夕張市 財政再建10年目の「希望が消えた」現実、国の破綻処理は正しかったのかの中に
2015年のデータが書いてあります。
市長給与月額 86万2,000円(2006年度)→ 25万9,000円(2015年度)
議員報酬月額 30万1,000円(2006年度)→ 18万円(2015年度)
この給与で、議員できますか?
手弁当でやらないと、やっていけません。
同様に、職員給与も激減しています。当然人員も激減です。

こんな中でも、市民のためと働いている人たちはいるんですよ
財 政 再 生 計 画 書とか
「財政再生計画」策定に向けた考え方
を見ると、皆さん頑張っているんだと思いますよ。


夕張市の平成27年度データでは、地方交付税依存度は43.1%で、全国の地方自治体791自治体の中で758番目。
ハイ、もっと財政的に危機的状況にある自治体がまだまだあるんです。
ほとんどが地方の自治体です。

今すぐ、自治体は財政再建着手しないと、困るんじゃないでしょうか。
野放図に広がる市街地や利用者の少ない公的機関なんて、負債の塊ですよ。
街はコンパクトに中心街にまとめてそこだけのインフラ集中、公的機関集中
リアルでのサービス止めてバーチャルサービス
AIなんて負債削減の切り札になると思うんですよね

田舎の山間や田畑の合間に散在する農家(電気もガスも水道も道路も各個に確保しなきゃならない)
見た目は長閑なたたずまいで、残しておきたいホッとする光景だけど
近い将来、そこには、介護を必要とする高齢者が散在して
市の職員が、乏しい人的資源と資金の中で把握し改善しようと悪戦苦闘する。
しかしそれを介護すべき人材や施設は予算不足で統廃合してどこにもない(デイケアの送迎だけでも大変ですよ)。
そして、それをいつものように突きあげるけど何もしない市民団代。

なんて風景が、日常になるのかも。

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