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資産の二極化は、進んでいるのかもしれない

1カ月ほど前に
総務省統計局から
家計調査報告(貯蓄・負債編)-平成28年(2016年)平均結果速報-(二人以上の世帯)が発表され
その中で、

二人以上の世帯における2016年平均の1世帯当たり貯蓄現在高(平均値)は1820万円で,前年に比べ15万円,0.8%の増加となり,4年連続の増加となった。

と書かれていました。

これを見ると、二人以上世帯においては、順調に資産額が伸びているように思えるのですが、この資産額は、あくまでも貯蓄残高の平均値です。
貯蓄保有世帯の中央値を見てみると、その値は、1064万円となり、平均額とは大きく異なる様相を見せます。
さらに、貯蓄がゼロ円の世帯を含めた中央値を見てみると、996万円になり、さらにその額を減らします(当然だけど)。

二人以上の世帯では、貯蓄の保有額が、平均以下の世帯が、全体の約3分の2を占めており、その分布が貯蓄保有額が少ない層に比重が置かれているのがわかります。

では、貯蓄保有額が200万円未満の低あるいは無貯蓄保有層と貯蓄保有額が4000万円以上の高貯蓄保有層の比率の推移を2002年から見てみます。
2人以上世帯貯蓄現在高世帯分布グラフ2002年以後
数値は総務省家計調査より

これを見ると、低あるいは無貯蓄保有層の比率は、増加傾向を示していましたが、ここ数年余り変動がありません
一方で、高貯蓄保有層では、リーマンショックごろ一時的な低下を示しましたが、その後2012年ごろから比率が徐々に増しているように見えます。

高貯蓄保有層のここ数年の増加は、株高・不動産高などの資産環境の好転が影響しているのかもしれません。何しろ、私自身がここ数年で資産額が伸びていますから、実感します。
低あるいは無貯蓄保有層の比率に関しては、ここ数年は増加傾向もみられませんが、資産環境の好転にもかかわらず、明らかな減少傾向はみられませんので、もともとの資産額が低いため、と言うことによるものなのかもしれません。

貯蓄額とタバコの不思議な関係のブログ記事を書いている時にも思いましたが
貯蓄保有額の低い層においては、
生鮮野菜等の費用対効果の高い食品への出費が少なく主食調理食品支出が高い、
情報通信関連費への出費が多い、
タバコの出費が極端に多い、
という特徴が見られました(もちろん、当てはまらない方々も多いけど)。

この部分の修正(生鮮食品の利用を増やし調理食品の消費を抑え、情報通信関連費の出費を抑え、タバコをやめる)だけで、数年で貯蓄保有額が200万円未満という状態から逃れられる方々がいらっしゃると思うのですが。
まぁ、
「そんなことができるなら、とっくにやっているよ」
と言われそうですね。




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コメント

No title

これからは二極化はどんどん進むと思いますよ。
そこでお上が悪いとか周囲が悪いとグチばかりいって物事を改善しない人間と、自ら色んなことに取り組んで変えていく人間の違いが出てくると思ってます。

Re: No title

招き猫の右手さん、コメントありがとうございます

> これからは二極化はどんどん進むと思いますよ。
> そこでお上が悪いとか周囲が悪いとグチばかりいって物事を改善しない人間と、自ら色んなことに取り組んで変えていく人間の違いが出てくると思ってます。

最近、年寄りはあんまり投票しないほうが良いんじゃないかと思い始めています。
高齢者の意見ばかりが重要視されると、先が無いんじゃないかと

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