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魅力的な言葉も使い古されると陳腐化する?

個性的、ということが、良い表現で使われると思っていたら
どうも違うようです。

いまの若者たちにとって「個性的」とは否定の言葉である
ある中学校での話です。

「友だちから言われて最もイヤな言葉は? (1)まじめだね (2)おとなしいね (3)天然だね (4)個性的だね (5)マイペースだね」との問いかけに対し、一番多かった回答は「(4)個性的だね」だったという。

「まさか!」と耳を疑った彼女に向かって、生徒たちは口々にこう語ったそうだ。

「個性的と言われると、自分を否定された気がする」「周囲と違うってことでしょ? どう考えてもマイナスの言葉」「他の言葉は良い意味にも取れるけど、個性的だけは良い意味に取れない」「差別的に受け取られるかも」等々――。


これ聞いて、なるほどと思いました。

私が学校に進学するころは、画一的な教育が、やっと充分に行き届いたころでした。
まだまだ、画一的とか、均一、平等と言うことは、どちらかと言うと、良い側面を表していました。
飢えずにみんなが食べれられて、現代に比べると、貧しくとも誰もが平均的な平等な生活を送れる。
それを多くの人が望んでいる。
そんなころでした。

何しろ、
民主主義、なんて言葉が流行語になってから(民主主義が流行語になったのは1950年ごろでしょうか)、それほどたっていない時期でしたから。

この辺りは、「無責任男」(映画の登場人物です)の名前が、平均(たいらひとし)なんて名前なのも、関連するのかも。

それが、いつの間にか、「受験戦争」とか言われるようになり
「四当五落」なんてことも言われました。
「落ちこぼれ」なんてものも出始めました。

「モーレツ」とか「ナンバーワン」、なんてことがもてはやされました。
有名な漫画の題名にも使われましたから。

サラリーマンも、「企業戦士」とか「モーレツ社員」なんて言われて。

その一方で、社会のモーレツぶりに乗り切れない人も多く
「あっしには関わり合いのねぇ事でござんす」とか
「のんびり行こうよ、おれたちは」と言う方々も出たんです。

その後、世の中は、オイルショックに陥り、皆さん夢から覚めたのか
「ちかれたび~~」
と叫ぶようになりました
経済成長が停滞して、
「おしん」なんてものがブームとなり、流行語大賞に「オシンドローム」なんてものが入りました。
耐えることも大事なんだ、その後に性向があるんだ、となったんですね。

そのころ、流行り出したのが、「ゆとり教育」であり、「個性を伸ばす教育」ですね。
「ナンバーワン」を目指していたのが、
「オンリーワン」を目指すようになり。

今では「脱ゆとり」なんてことになりまして。

魅力的と思った言葉も、使い続けると陳腐化するんですね。

そろそろ、「オンリーワンを目指す」とか言うと、バカにするな、とか言われそうです^^
ほら、「アットホーム」とか
「笑顔」や「仲間」なんてものが、いつの間にかマイナスなイメージになったじゃないですか。

面白いですねぇ。

最後に
1930年発行の「婦人公論」(懐かしいですね^^)に付録でついていた『モダン流行語辞典』の中に
 「オールド・オス」という言葉があるんだそうです
この意味は
「独身で生活苦にあえぎながら年老いてゆく男性のこと」なんだそうです。
なんだか、今もそのまま使えそうな言葉ですね。
恐ろしい。

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