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人とは、斯くもめんどくさい生き物である

ここのところ、天気も良く
毎日順調に散歩ができております。

散歩に出かけると、毎回のように
いろいろな出来事を見聞することになるんですけど
本日は・・・

一人のお婆さんがペット用のカートを押して散歩しているのを見かけたんです。
今ではどこにでもある光景ですよね。
ほんの一昔前なら、ペット用のカートを押して散歩している姿は珍しかったんですけど
今では、そこらじゅうで見かけます。

人間の赤ちゃん用のカートよりは確実に数が多いんじゃないかと思ってしまいます。

人間の赤ちゃんが入ったべピーカーを押しているのは
若い人が多いけど(もちろん、ジジババが押している場合も結構見ますけど)
ペット用のカートの場合は、お年寄りの確率が高いようです(もちろん、若い方もいますよ)。

本日見かけたのは、お婆さんでしたけど
私はいつものように、どんなペットなのかなと
カートの中をさりげなく覗き込んだんです。

そして、愕然としたんです。

何しろ、カートの中にあったのは
犬(柴犬かなぁ)の遺影と、それを取り巻くようにしておかれた
犬のぬいぐるみやおもちゃだったんです。

このお婆さんのペットは、お亡くなりになっていたんですね。
そして、いつも散歩に使っていたカートに、無くなったペットの遺影を飾り
ペットが元気だったころと同じように散歩に出かけるのが日課になっているんですね。

結構なお年のようでしたから、これから新たに犬を育てるのはちょっと無理そうな感じでした。
結婚はされているのかいないのか、結婚されていても連れ合いはすでに他界しているのかも。
どんな気持ちで、遺影を乗せたカートを押して、毎日散歩をしているのか、
その気持ちは推し量るしかないんですけど。

私自身、ネコをメチャメチャかわいがっている身としては、
他人ごととも思えず。
なんとも言えない気持ちとなりました。

それにしても強く感じるのは、
人間とは斯くもめんどくさい生き物なんだなぁという思いです。

遺影となったペットにとっては、この世は結構単純な世界だったと思うんです
お婆さんを、親と思っていたのかリーダーと思っていたのかは知りませんけど、
多くを悩むことなく生きて、そして死んでいったんでしょう。
もし、お婆さんが先に亡くなっていたとしても、犬の方は、
喪失感にそれほど悩むことは無かったんじゃないかと思うんです。
しかし、残されたお婆さんにとっては、その喪失感はハンパなく大きかったんでしょうね。

良く言えば、大変情に厚い生き物なんでしょうね、人間は。
しかし、一方で、大きく感情に左右されてしまって、判断を誤りやすい生き物なんでしょうね。

遺影を乗せてカートを引くことが、間違った判断だとは思いませんけど
めんどくさい判断であるとは思ってしまうんですよね。
ただ、同じ立場に立たされた時、似たようなことをしてしまう自分が容易に想像できるだけに
どうしようもないドロドロした感情が心の底に湧いてきてしまいます。

ああ、気持ちが鬱になります。

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コメント

家族同然

こんばんは。
そのおばあちゃんにとっては、愛犬は家族の一員だったのでしょうね。おそらくご主人に先立たれたのちは、家族同然の暮しをされていたのだと思います。しかし、何だか切ない光景ではありますね。

Re: 家族同然

パルタ7さん、コメントありがとうございます

> こんばんは。
> そのおばあちゃんにとっては、愛犬は家族の一員だったのでしょうね。おそらくご主人に先立たれたのちは、家族同然の暮しをされていたのだと思います。しかし、何だか切ない光景ではありますね。

いやほんとそうなんですよ。
まさに、家族だったんでしょうね。
それだけに衝撃が大きく、今までの行動を変えられず、追悼も深い物になってしまう。
とっても大事なことですよね。

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