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歴史的には、ごく自然な状態なんじゃないかと思うんです

今は、おカネの無い男は結婚できないという、とんでもない時代になった。
という意見を良く聞きます。

正視に耐えない残酷な現実「男性の年収と未婚率」
プレジデント 12/28(水) 9:15配信

この記事も、そう言ってます。

戦後初期の1950(昭和25)年では、この値はたったの2.6%でした。半世紀以上の隔たりがあるとはいえ、この変化はスゴイ。昔はお見合い結婚が主流で、いざとなったら周囲の取り決めで半強制的に結婚させられていたのですが、現在は違います。自由な恋愛婚が開かれたのはいいですが、モテナイ人間にとって苦悩の時代になったともいえましょう。
■年収200万未満ワーキング・プア層の未婚率は6割! 

 はて、その「苦悩」を味わっているのは誰か。男性に限ってみると、身も蓋もないリアルが見えてきます。
(中略)
年収が低い男性ほど、未婚率が高いというリニア(直線的)な傾向が認められます。年収200万未満のワーキング・プア層では、未婚率は6割近くにもなります。収入が上がるにつれそれは下がっていき、年収800万超のリッチでは1割前後です。

 正視に耐えない(残酷な)現実ですが、男性の場合、一家を養う経済力が求められるためでしょう。


と書かれており、
今の時代は、モテナイ(金のない)男には苦悩の時代だ。
と書いてあります。

しかし、
モテナイ(金のない)男に、苦悩で無かった時代とはいつの時代なんでしょう。

たとえば、江戸時代を見てみます。

享保6(1721)の江戸の男女比は、男100 に対し女55というデータがあります
さらに、江戸末期の江戸各地の有配偶率が記録されていますが

麹町12 丁目(慶応元(1865)年) 男性有配偶者率47.3  女性有配偶者率71.8
四谷伝馬町新1丁目(慶応元年) 男性有配偶者率 54.4  女性配偶者率71.6
渋谷宮益町(慶応3(1867)年) 男性有配偶者率 46.5 女性有配偶者率 36.7
芝神谷町(嘉永2(1849)年) 男性有配偶者率 56.0 女性有配偶者率 90.9



男性の有配偶者率は半数前後ですね。
配偶者を持てなかった男性は、たぶん、現代と同じようにモテナイ(金が無い)男性だったと思いますよ。

ただし、江戸時代、地方の農村では、様相が異なります。

例えば信濃国湯丹沢村の16 歳以上の者の未婚率は、1675 年時点で男子の46%、女子の32%であったのに対し、
1771 年時点ではそれぞれ30%、14%に低下している。


とあるように、江戸時代以前は未婚率とても高かった(農家は長子以外は婚姻が難しかった、要するに二男以降はモテナイ^^;)のですが、それが江戸時代初期になって、婚姻率が上昇していきます。

これは、江戸となり、体制の安定と新田開発により、婚姻を行い、子供を作ることが、地域社会で積極的に奨励されるようになったのですね。

ただ、江戸時代中期になると寒冷な時代だったため、たびたび飢饉に見舞われ、人口は停滞しています、これによりさらに婚姻が奨励されたはずです(現代と似てます、少子化防ごうと頑張ったんですね)。
この時期は、モテナイなんてことは無かったようですね、何しろ、五体満足なら
有無を言わせず、結婚させられ、農作業と子作りに励まないといけなかったのです。
女性には、結婚しない自由なんて無かったのですから。間引きされずに育てられると、無理やり結婚させられました。

明治期も、似た情勢が続きますね。
産めよ増やせよの時代ですから。
当人の意思など関係なく結婚となりました。
それでも、男性の方が女性よりやや多かったため、男性の未婚率は
第二次大戦後すぐの時代よりは高かったようです。

何しろ、第二次戦後すぐの時期は、
適齢期の男性が、大量に戦死した関係で、男性の未婚率は急減していますから。
昭和20年代のお見合いは凄かったようですよ、適齢期の男性に、
女性が多数集まってきましたから。ニュースにもなりましたよね^^。

その後、高度経済成長期は比較的未婚率の低い状態が続き、オイルショックのころから
未婚率が上昇し、その後も未婚率の上昇傾向は持続して、今に至るわけですね。


以上のことから考えると
江戸時代初期以前は、モテナイ(金のないあるいは力のない)男は結婚できませんでした。
江戸時代には、江戸ではモテナイ男は結婚できませんでした。
江戸時代の農村および明治期以後は、未婚率が低かったのでモテナイ男も結婚できたが、相手は選べなかった。
第二次大戦後の一時期はモテナイ男も結婚できて、この時期は相手を選ぶことができた。
高度経済成長期以後は、徐々にモテナイ男は結婚できなくなってきた。
どうやら江戸時代以前および、江戸時代の江戸に似てきている。

ということが言えそうです。

こう考えると、現在は、モテナイ男は結婚できない、と言う、人間本来の自然な状態に戻ってきつつある、
と言えるのかもしれませんね(ただし、江戸時代以後の強制的に婚姻を結ばせて新田開発や人口増加を計った時代を除く)。

う~~ん、やっぱりイヤな時代かもしれない><。

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コメント

No title

カネがないのはモテないのは今に始まったことじゃないですからね。
なんでもかんでも結婚したり子供を作っていた時代のほうが異常なんでしょう。
日本列島に1億2千万人は多すぎるという説もあるし、これから人口が減っていってもいいんじゃないかなと思っています。

Re: No title

招き猫の右手さん、コメントありがとうございます

> カネがないのはモテないのは今に始まったことじゃないですからね。
> なんでもかんでも結婚したり子供を作っていた時代のほうが異常なんでしょう。

そうなんですよね
男女ともに平等に自由に相手を選択できるなら
当然、男性には厳しい淘汰圧が生じるわけですよね。


> 日本列島に1億2千万人は多すぎるという説もあるし、これから人口が減っていってもいいんじゃないかなと思っています。

人口減って、生産性・付加価値と給与を上げて、AIやロボットを積極的に導入する
これがいまの日本には不可欠かつ明るい未来につながると思うんですよね^^

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