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過労老人ってなに?

昨日、「過労老人」という単語を目にしたんです。
「下流老人」「過労死」なんて言われるように
「過労」と「老人」には、現在共にあまり良いイメージがありませんけど
その二つをくっつけて「過労老人」
なんかいやな言葉です。
イヤな言葉でも、現実の社会で広く使用されており、
現実社会で、努力を継続したにもかかわらず、その努力が正当に評価されずに
苦しんでいる人が多いのであれば(個人的には、努力を社会の中で正当に評価されないで苦しむことは当たり前に存在するとは思っています、だって努力というものは現実社会で正当に評価されなきゃいけないものでもないでしょ)、目や耳をふさぐわけにはいきません。


どこで、「過労老人」という言葉を目にしたかというと、下のような記事からです。
79歳でパートを掛け持ち…“過労老人”に転落する人々〈週刊朝日〉
dot. 12/13(火) 7:00配信

年金制度改革法案が、衆議院で可決された。支給額引き下げの新ルールが盛り込まれ、野党は“年金カット法案”と呼んで猛反発。将来の支給額を心配する高齢者が多い。かさむ出費と、細る年金。生活のために過重な仕事を強いられる“過労老人”が、ますます増えそうだ。


見慣れない「過労老人」(赤字で示しました)の単語がありますね。
記事の中身は、いつも通りの
いろいろな理由から準備不足で老人となった方々が、老後になってさあ大変、というお話です。
この問題は、社会保障、特に生活保護などのセーフティーネットという問題と深くかかわりますよね。
同時に、各個人の家計に対する考え方も大きく影響します(長期にわたり、計画的に節約と資産形成を行わないと、多くの場合は老後に詰みます)。
ただ、与えられた物を計画的に使えない人に、そのままおカネを与えても、
社会保障費の効果が極めて限定されてしまうんですよね。

あと、「下流老人」の言葉を流行らせたのがだれなのかも、この記事でわかりました^^
なんでも、「下流老人」の続編がまた発売されるんだそうです。
いやはや、逞しい。


それよりも「過労老人」というこの言葉、いつから使われ始めたのでしょう?

2016年12月07日 17:52に更新した、あるブログで

今朝のテレビ番組で特集をしていましたね
「過労老人の過酷な現状とは…」
普通に暮らすためには月額27万円必要(夫婦で・・・)
と言われています。


と書かれています。

やはり、2016年12月07日 に書かれたブログにも

過労という言葉がついに高齢者の生活にまで入り込んでいます。過労老人とは生活のために昼夜を問わず働く高齢者を指しています。


と書いていますね。


2016-12-07 07:47:50 に更新されたブログでも
「過労老人」と書かれたタイトルで記事を書かれていて
その中で

おはようございます。

今朝テレビでやってました。

老後のお金を貯めないといけないと思いました。

世の中は厳しくなっている。


と書いてある。

どうやら、12月7日の朝のテレビが元のようです。
そのテレビ番組とは
なるほど、これですね

2016/12/07 テレビ朝日 【グッド!モーニング】
<明快!まとめるパネル>過労老人の過酷な現状とは…
確かに、ここで「過労老人」の言葉が出ています。

この前日に雑誌も発売されているようで、そこにも「過労老人」が使われていますね。

週刊朝日 2016/12/16日号(2016/12/6 発売)

週刊朝日 - 「下流老人」の行く末 過労老人に転落する人

所謂、宣伝なんですかね。

言い方が悪いと批判されるかもしれないけど
煽り広告の類と思われても仕方ない流れかも。
朝のテレビ見た人が
「過労老人」って何?私も当てはまるの?
と不安を覚えて、雑誌を見て購入する。
なんて流れになるかも。
何しろ、テレビで放映した直後に、いくつかのブログで書かれているから
それなりにインパクトは与えたんじゃないでしょうか?

次に、
冒頭に紹介した記事で
>年金制度改革法案が、衆議院で可決された。支給額引き下げの新ルールが盛り込まれ、野党は“年金カット法案”と呼んで猛反発。

と書かれています。
これに関しては
私は、これまで何度か書いてきたんです、例えば
現在の年金制度は破たんしているから自分年金を、と言われても(タイトル少し修正しました)
この中でも書いているんだけど、

今回の年金制度改革法案では支給引き下げの新ルールというものは出ていませんよね?
「支給引き下げの新ルール」とわざわざ書くというのは、読者の方を誤解させてしまうんじゃないでしょうか?
これまで、「特例措置」や「物価スライド特例措置」によって、過剰に支払われていた年金が
本来の形に移行する、ということですよね。
過剰分を返却しろ、なんてことも言っていないですし。
新ルールでは無くて、本来のルールが施行されただけなんじゃないかと思うんです。

「特例措置」は平成12年(2000年)度の年金改正法で決められていますから、すでに16年経過しています。
「特例措置」どこかで修正されると考えるのが、普通でしょうから
特例措置が決められたころから、特例措置廃止に向けて
真面目に準備していれば、極めて長い準備期間があったんじゃないでしょうか?

最後に
年金カット法案に慌てない! “過労老人”に転落しないためのヒント 〈週刊朝日〉
dot. 12/13(火) 7:00配信

の記事の最後に

働くことは本来、喜びであり、生きがいにつながるはず。過労老人と呼ばれない働き方の高齢者が、一人でも増えてほしい。


と書いてあるんですけど。
もしかして、「過労老人」の言葉を作った当人が、これを書いているんだとしたら、
凄い皮肉に感じてしまいます。
もちろんそんなことは無くて、現実社会を憂えての言葉と信じたいですけどね。

「過労老人」に含まれる問題は
数回のブログで書ききれるような、簡単な問題じゃないですね。
私個人では、どうしても、偏った側面だけしか書ききれません。
だからこそ、大部の雑誌を発行する企業には
より正確で先入観のすくない情報の収集をお願いしたいし
思想や信条に流されない、偏りを避けた形での情報提供を期待するんですよね。



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コメント

No title

過労老人を減らすには、働く人の年収、最低賃金を
増やすほうがいいと思います
マクロ経済スライドは現役時代の収入が増えると
年金支給額も増える仕組みですし

Re: No title

retire2kさん、コメントありがとうございます

> 過労老人を減らすには、働く人の年収、最低賃金を
> 増やすほうがいいと思います

時給上げれば、旗あく時間少なくて済みますものね^^

> マクロ経済スライドは現役時代の収入が増えると
> 年金支給額も増える仕組みですし

経済的な成長とそれに比例した給与の増加が大変重要なんですよね。

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