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迷走する積立NISA、私はどうする?

NISAに新たな制度ができるらしいことは、少し前から言われていました。
2014年から始まった既存の「NISA」、2016年から始まった「ジュニアNISA」、そして今回の「積立NISA」です。

この、積立NISAの行方に、一応の決着がつくと報道されています。
積立NISA、20年で決着=非課税期間―政府・与党
時事通信 12/6(火) 23:08配信

政府・与党は6日、若年層の投資促進を狙いに創設する少額投資非課税制度(NISA)の積み立て型の新枠「積立NISA」について、非課税期間を20年とする方針を決めた。

 年間の投資上限額は40万円とする方向。非課税期間を長くすることで、安定的な資産運用ができるようにする。2017年度与党税制改正大綱に盛り込む。



<積み立てNISA>年間上限40万円 非課税20年の方針
毎日新聞 12/6(火) 23:42配信

政府・与党は6日、2017年度税制改正で創設を検討している積み立て型の少額投資非課税制度(NISA)について、投資上限を年40万円とし、配当などの非課税期間を20年とする方向で最終調整に入った。



現在、既存NISAのばあい、非課税投資期間が5年間で、毎年の投資上限は120万円で、最大で合計600万円までが非課税投資枠となっています。これが、20年間・40万円となると最大800万円が非課税投資枠になるのでしょうか。
どうやら、本日8日の2017年度与党税制改正大綱に盛り込まれ、正式に決まる可能性があります。

もともと、積立NISAは金 融 庁の平成29年度 税制改正要望項目
の中で、

29年度税制改正では、NISAの更なる普及のため、手元資金が十分でない若年層等の利用を促進する観点から、少額からの積立・分散投資に適した「積立NISA」の創設を要望。
「積立NISA」の創設(現行NISAと選択制)
・年間投資上限額:60万円、非課税期間:20年間
※ 長期・分散投資のメリットを十分得られるよう、現行NISAよりも年間投資上限額を小さくする一方、
非課税投資期間をより長期とする
・長期・分散投資に適した一定の投資商品に限定
・定期・定額での投資(積立投資)に限定
・恒久措置として導入


として要望が出されていたものです。
これが、非課税期間20年はそのままに、年間投資額を60万円から40万円に減額した上での法制化ということなのですね。

この、
平成29年度 税制改正要望項目
には、良いことが書いてあるんです。
たとえば
「我が国家計の資産形成の促進に向けた課題」
として、

■ 金融機関が、真に顧客の利益になる商品・サービスを提供していない現状を改める必要。
  例えば、金融機関が販売する金融商品は、手数料が高いもの等が主力。


なんて言うことも書いてあります。
一度読んでみることをお勧めします^^

積立NISAは金融庁の要望書が出た後

「積立NISA」創設見送り=現行制度見直しで対応―政府・与党
時事通信 11/25(金) 6:32配信

と書かれて、いったん見送りになるのかな、と思っていたら

積立NISA、非課税10年=年60万円が上限―政府・与党
時事通信 12/2(金) 16:06配信

となり、期間10年ではいくら何でも短いよね、なんて思っていたんです。

そして今回の報道。
まさに、迷走していますね、積立NISA。


20年間・40万円の形で決着がついたとして、積立NISAの個人的な感想としては、
こんなわかりにくい面倒なことはしないで、既存NISAの非課税総額を決めて、非課税期間恒久化、これだけで済む話なんじゃないかと思ってはいるんですけどね。単純でわかりやすくていいでしょ。

まぁ、そんな自分勝手な愚痴はさておき
今回の積立NISA、長期投資を謳いながら、非課税期間が20年間と中途半端ですが、
40代から定年退職を見据えた私的年金枠として考えると良いのかもしれません。
NISAで年間40万円の非課税枠があれば、iDeCoの枠(たとえば、月23000円とすれば、276,000円)と合わせれば、
年間67万6千円の非課税積立枠ができます(NISAはiDeCoほどは強力な非課税製品では無いけど^^;)。
非課税の私的年金枠として、結構大きな部分になるんじゃないかな?
民間保険会社の個人年金を考える前に考慮すべき、大事な選択肢になるんじゃないでしょうか。

たとえば
45歳からNISA積立年間40万円を毎年積み立てると、定年となる65歳で45歳時に積み立てた非課税期限の20年が来ますから、毎年売却して、年金化を考えられます。もちろん、それ以前に大きな値上がりがあれば、売却してしまってもいいわけです。
まぁ、20年後に、資金が増えているかどうかはわかりませんけどね。
日本の株価見たら、20年で回復する保証なんてどこにもないでしょ。

というわけで
私の場合の利用法は
来年から積立NISAを始めたとして、非課税期間20年終了時点で、アラ80となります。
公的年金がマクロ経済スライド導入で、年金額減額が真剣な対応課題として存在しますから
その補てん部分として積み立てNISAを考えても良いかもしれないと思っています。


「そんな先のこと心配しても仕方ないだろ、その前に死んじゃうかもしれないんだよ。」
とか
「NISAなんて、将来値下がりして、受取額がいくらになるかわからないだろ。」
などと、不安の声もあるとおもいます。
なるほど、その通りですね
でもね
「死んじゃうんなら、大変ありがたいことで、何の問題も無いんです。何より、死なないリスクを考えておかないといけないんですよ。」
また
「値下がりが不安なら、国債や預金でもいいんですよ。」
と言えますよね^^

今回も、私の個人的な考えの羅列です。
まったく参考になりません。
投資は自己責任です。

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コメント

No title

リーマンショッククラスの大暴落が発生した場合、最低でも5年くらい元に戻るまで時間がかかると思っています。日本のバブルを思えば、20~30年くらいかかることだって珍しいとも思えず。

そう考えると、年数縛りがある投資は、長期に向かないと思っています。
17年目、資産が+50%になっていた。18年目に発生した暴落で損失を出し、徐々に戻るも20年目にしてマイナスのまま・・・。そんな最悪の想定を考えるとねぇ(考えすぎかもしれませんけれども。

No title

長期・分散投資に適した一定の投資商品

コレ過保護ですよね
どうしても投信を買わせたいんですかね

Re: No title

煙々さん、コメントありがとうございます

> リーマンショッククラスの大暴落が発生した場合、最低でも5年くらい元に戻るまで時間がかかると思っています。日本のバブルを思えば、20~30年くらいかかることだって珍しいとも思えず。
>
> そう考えると、年数縛りがある投資は、長期に向かないと思っています。
> 17年目、資産が+50%になっていた。18年目に発生した暴落で損失を出し、徐々に戻るも20年目にしてマイナスのまま・・・。そんな最悪の想定を考えるとねぇ(考えすぎかもしれませんけれども。

リスクは、期間によって減衰しませんから。
リスク甘くみりと、大変な目に会いますよね^^
長期投資が安全なんて、そんな妄想、どうして蔓延したんでしょうね。

Re: No title

消費しないピノキオさん、コメントありがとうございます

> 長期・分散投資に適した一定の投資商品
>
> コレ過保護ですよね
> どうしても投信を買わせたいんですかね

金 融 庁の平成29年度 税制改正要望項目に書かれている
・長期・分散投資に適した一定の投資商品に限定
・定期・定額での投資(積立投資)に限定
の項目
ありがたくて、涙が出ます^^
いつまでたっても、国民は、赤ちゃん並みで無いといかんのでしょうね。

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