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「お飲み物」飲んでくれれば儲かるのはわかっていたけど・・

昨日も書いたんだけど
私は、居酒屋にはほとんど行かないんです。
「じゃあ、どこ行くの?」
と聞かれると、困るけど、真面目に答えると、飲むためには
「どこにも行かないんです。」

ということで
“激安酒場”急増のカラクリ、秘密はハイボールの原価率
ダイヤモンド・オンライン 11/1(火) 6:00配信

2008年からのブームによって、今や居酒屋ドリンクの定番に名を連ねるハイボール。なぜ、突然ブームが起こったのか。背景には、不況に苦しんだ飲食店の姿があった。(「週刊ダイヤモンド」2014年11月1日号特集「世界が認めたニッポンの酒」より)

という書き出しで、今の激安居酒屋(?)のハイボールの原価率の低さに言及しています。

あ!
個人的に、激安居酒屋、私は激安と思っていません、お高い居酒屋と思っています。

記事中に、

バリエーションの多さだけでも目を見張るものがあるが、驚くべきは、料理の安さだ。ギョーザやねぎ焼きなどの料理が400円前後で提供されているのだ。


と書いてあったけど、違和感ありまくりです。
「400円のギョーザやネギ焼きって、安いの???」

まぁ、それはさておき。

一つは、ハイボールの原価率の低さだ。「ウイスキーをソーダで割るハイボールは、ビールよりも圧倒的に原価率が低く、飲食店にとってはもうかる飲み物」(ウイスキー業界関係者)だ。
 ハイボールの原価はジョッキ1杯で約50~70円で、ビールの200円弱を大幅に下回る。


もう一つは、08年に発生したリーマンショックだった。
 不況と過当競争により、外食産業は業績を大きく落とし、経営が苦しくなった。
 そんな状況下でサントリーが提案したのが、他のアルコールよりも原価率が低く利益が出るハイボールだった。



と書いてあります。

どうやら、
激安居酒屋(?)の救世主は、あのお酒メーカーによる上手なコマーシャル戦略とマーケティングによって生まれた安酒ハイボール(?)だったんですね。

でも、お酒の知識の無い私には
「ウイスキーって、樽で長期間熟成させて作るから、人気になっても供給量に限りがあるから困るんじゃないの?」
という素朴な疑問がわいたんです。
それに対して記事の中で

ウイスキーは時間をかけて熟成させるため、造り始めてから出荷するまで約10年かかる。つまり、ブームのような突発的な需要増には対応しにくいのだ。
 ある、サントリーの関係者によれば、「ブーム当初は、角瓶の在庫が足りなくなった。しかし、原酒を放出して、全ての需要に対応すれば、翌年以降の出荷や他の製品に影響が出る」。そこでハイボール向けのウイスキーとして、白羽の矢が立ったのがトリスだった。


と書いてあるんです。

私には、角瓶だろうとトリスだろうと、ウイスキーなら、同じで生産から出荷までは時間かかるんじゃないの?
と、理解できなかったんですけど
なるほどの訳がありました。

日本の酒税法におけるウイスキーってwiki先生によると

日本においては、酒税法3条15号において、次のように定義されている。
十五 ウイスキー 次に掲げる酒類(イ又はロに掲げるものについては、第九号ロからニまでに掲げるものに該当するものを除く。)をいう。
 イ 発芽させた穀類及び水を原料として糖化させて、発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの(当該アルコール含有物の蒸留の際の留出時のアルコール分が九十五度未満のものに限る。)
 ロ 発芽させた穀類及び水によつて穀類を糖化させて、発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの(当該アルコール含有物の蒸留の際の留出時のアルコール分が九十五度未満のものに限る。)
 ハ イまたはロに掲げる酒類にアルコール、スピリッツ、香味料、色素または水を加えたもの(イ又はロに掲げる酒類のアルコール分の総量がアルコール、スピリッツ又は香味料を加えた後の酒類のアルコール分の総量の百分の十以上のものに限る。)


と規定されているんですね。
どこにも、樽で何年熟成させるとか書いていないんです。
てことは、モルトとかグレーンを発酵させて蒸留したアルコールをすぐに出荷しても、ウイスキーになるんですね(まぁ、そのままじゃおいしくないけどね)。
さらに、ハには、すごいこと書いてあります。
穀類を発芽発酵させたものから作った蒸留アルコールが10%以上含まれていれば、残りは飲料になるアルコールやスピリッツ、香味料、色素などをどれだけ加えてもかまわないんですね!!
驚きました!!
あと、このイとロの違いもとってもえぐいんですけど、今回はそこまで書けないです、スミマセン^^;

驚きついでに
「ウイスキーの表示に関する公正競争規約及び施行規則」
というものを見ると、原材料表示の項に以下のように書いてあるんです。

ブレンド用アルコール(穀類を原料とするものを除き、これらを当該ウイスキーにブレンドした場合に表示するものとする。)
スピリッツ (穀類を原料とするものを除き、これらを当該ウイスキーにブレンドした場合に表示するものとする。)


これって、穀物(小麦・トウモロコシ)原料にしたブレンド用アルコールやスピリッツを使用したなら、原材料に記載しなくてもいいということですよね。

ハァ。
ウイスキーの原料に最近は、
「モルト・グレーン」としか書いて無いから、私は、モルトとグレーンを使用して発酵・蒸留させたアルコールを熟成させたものを売っているのかと思ったら、大きな勘違いでした。
昔は、アルコールとか香料とか書いてあったんですよ、今は良くなったのかと思ったら、どうやら上手い抜け道があるようです。
何しろ今では、「穀物(小麦とかトウモロコシ)原料にしていれば、アルコールとかスピリッツとか書かなくて良いよ」
という、メーカーにとってはありがたいお達しが出ているんですから。
もう、頭クラクラです・・

「トリス」はどうやら、原酒(?)は10%以下のようで、角瓶よりも原酒少なめのようです
そうなると、熟成なんてあまり考えないでどんどん製造出荷できますよね。
なんだか疲れ果ててきたけど
この原酒というのも、どんなものやらよくわかりません。
確かにモルトで作られた蒸留アルコールをある程度熟成させたものだと思うんですけど、
原酒(10%以下)以外の90%以上は、熟成とかとは無縁のものなんでしょうね。
そりゃ、原価安くなりますよね。

ついでにウイスキーの酒税について

ウイスキー、ブランデー及びスピリッツで、アルコール分が37度未満のもの→370,000円/kl


だそうです。
1L当たり、370円が酒税のようですね。
だからどうしたって話なんですけど、まぁ一応参考に。


私、年に数回はウイスキー飲むんです。
もちろん自宅で
「響」とか「白州」「山崎」とかを飲むんですよ。
日本のウイスキー美味しいと思うんですよ。
ゆっくり、時間かけて飲むんです。
ストレートか、ロックで、シングル1~2杯程度。
おいしいんですよね。
原価は500円ぐらいでしょうか。

居酒屋で飲むハイボール2杯分ぐらいの値段だと思うんですよね。
個人的な感想では、そこからえられる満足感は全く別物だと思います。
居酒屋のハイボールと比較したらイカンと思うけど。
同じおカネ出すなら、私は自宅で山崎を飲みます。

書いてたら、なんだかウイスキー飲みたくなった。


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コメント

No title

安いウイスキーでもまずまずの味だと思えるものもあるんですが、
サントリーのトリスや角はなあ・・・・・・。
(;´・ω・)

ニッカのモルトクラブくらいまでかな?
クリアブレンドなんかも混ぜ物をすれば、
私的には呑めないこともないです。

ジャパニーズウイスキーの高いものは、
当然美味しいのですけど、
値段の割にはどうでしょう?

それだけの金額を出せば、
スコッチの方が美味しいもの買えると思っています。
評価が急上昇した最近は特に。
好みの問題もあるでしょうけど。

昔は逆にジャパニーズは評価が低くて、
竹鶴なんかはコスパが良かったんですけどね。
もっと買い溜めしておけばよかった。
( ̄Д ̄;;

Re: No title

mushoku2006さん、コメントありがとうございます

> 安いウイスキーでもまずまずの味だと思えるものもあるんですが、
> サントリーのトリスや角はなあ・・・・・・。
> (;´・ω・)
>

この二つは、私は買って飲んだことは無いんです。
飲んだことはあるんですけど、残念だけど味音痴の私でも、飲めなくて^^;


> ニッカのモルトクラブくらいまでかな?
> クリアブレンドなんかも混ぜ物をすれば、
> 私的には呑めないこともないです。
>
> ジャパニーズウイスキーの高いものは、
> 当然美味しいのですけど、
> 値段の割にはどうでしょう?
>
> それだけの金額を出せば、
> スコッチの方が美味しいもの買えると思っています。
> 評価が急上昇した最近は特に。
> 好みの問題もあるでしょうけど。


スコッチウイスキー、
さっそく味わってみます。

値段も手ごろで初心者向きのものを


>
> 昔は逆にジャパニーズは評価が低くて、
> 竹鶴なんかはコスパが良かったんですけどね。
> もっと買い溜めしておけばよかった。
> ( ̄Д ̄;;

近所のスーパーの竹鶴、高くなりました。
連ドラも罪なことしてくれます><

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