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デフレーターって何のこと?

経済に関して全くの素人なのに
偉そうに、昨日は労働経済白書に関して
蘊蓄たれぞう、になってしまいました。
厭なおっさんです^^;

この
労働経済白書
の中で、「デフレーター」という言葉がしきりに使われています。
「最近、日本はデフレで苦しんでいる。」
とか
「デフレ脱却を目指しインフレターゲット目標を示す」
とか
デフレという言葉は良く聞くけど、デフレーターっていう言葉には
個人的には、なじみが少ないんです。
もしかして、ターミネーターの親戚でしょうか?

このデフレーターにもいろいろあって
GDPデフレーターとか輸出デフレーター・輸入デフレーター・消費者物価指数デフレーター・
建設工事費デフレーター・月のクレーター・気がフレーター
などなど、様々なのものがあります^^;

この、デフレーター
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説を見ると

ある経済量の金額表示の値を、時間的に、その数量だけの変動として比較できるように、その間の価格変動による影響を取り除いた数値に直すために用いられる価格指数のこと。いま、今年の家計の消費額を考えるとき、その金額自体は「名目値」である。この値を、たとえば5年前の値と比較しようとするとき、二つの数値の変化には、その両年次間における、物の実際の消費量の変化のほかに、価格の変化も含まれることになる。したがって、消費量の変化だけを比較するためには、今年の消費金額から、この5年間における価格の変化分を除去することが必要となる。それは、価格の上昇率つまりデフレーターで名目金額を割ることによって達成される。そうすることを「実質化」とよび、それによって得られた値は、名目値に対して「実質値」といわれる。


と書かれています。
自分なりに簡単に書き替えてみると

ある年度の経済指標の名目値(実際にその年度に取引された金額)から、
物価変動を取り除いた実数値を求めるための指標ということですね。

数式で示すと

デフレーター=(名目値)/(実数値)

と言った形になるのかな?

デフレータの代表として、
GDPデフレーターを考えてみます
このGDPデフレーター、ここ20年ぐらいは、
「低下している、低下している!」
と言われ続けていたんです(最近は少し持ち直しているようだけど)。

GDPデフレーター=名目GDP/実質GDP
となるから。
GDPデフレーターが低下して、1以下となると名目GDPが実質GDPより小さくなってしまいます、
この、GDPデフレーターの低下って、デフレになっているということになるんですね。
だって、インフレになると、名目値が大きくなるじゃないですか?
良く聞くでしょ
「インフレになって、給与が名目は増えたけど実質は減っているんだよね。」
なんて話を(う~~ん、たとえ話として、これは正しいんだろうか?悩む・・)。
だから、GDPだって同じでしょ!
「インフレで、名目は増えても、実質は減っている。」
要は、
「インフレで貿易額は増えたけど、数量的には減っているんだよね。」
と言ってもいいのかな???

てことは、デフレで
名目は減って、実質は増えているということは
「金額的には減っているけど、数量的には増えている、つまり、単価は安くなっている。」
と言えるのかな?

あ!!
「やっぱりデフレじゃん!」
薄利多売型になっているかもしれないんですね。
てことは、
付加価値が減っているとか、労働生産性が低下している
なんてことも言えちゃうわけですか??

このGDPデフレーターを考える上で
GDPについても、考えてみます。

GDP=国内需要(個人消費とか設備投資とか・・)+輸出-輸入

という関係になりますよね。
ということは、デフレでGDPデフレーターが低下する原因として
物価が安くなる(要するにデフレ、個人消費が少なくなって設備投資が減少して・・)他にもう一つ
「輸出デフレーターの低下と、輸入デフレーターの増加」
というものもGDPデフレーターの低下にかかわってくるんですね。
この
「輸出デフレーターの低下と、輸入デフレーターの増加」
あるいは
「輸出デフレーターと輸入デフレーターの比である輸出デフレーター/輸入デフレーターの低下」
はその国の
「交易条件の悪化」
を示す指標でもあるんですね。

ということで
輸出デフレーター/輸入デフレーターを見てみると
ここ20数年間、ずっと下がりっぱなし。
つまり、輸出デフレーターが輸入デフレーターに対して小さいということなんです。
言い方変えると
輸入デフレーターの方が大きくて、輸出デフレーターの方が小さい
要は
日本の交易条件はここ20数年悪化し続けている
ともいえるんですね。

ただね、
この輸出デフレーターと輸入デフレーターの比が
2014年ごろから少し変化してきているんです。
それは、
原油価格等の資源価格の下落の影響が大きいらしいんです。
そのために、GDPデフレーターが最近少し上昇してきています。
後は、2014年4月の消費税の影響もありましたしたけどね。
でも、2015年になっても、GDPデフレーター上昇傾向は継続しています。
この数字が、さっき言ったような、輸入デフレーター低下の影響ばかりでなく
輸出デフレーターの増加も示していることを祈ります。

経済って良くわからん><


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コメント

No title

ちんぷんかんぷん、デフレなんですね。
私はこの20年間、給与は横ばいで不満やったけど、デフレ考えたら、

No title

気がフレーター
これだけはわかります。

Re: No title

たんちんさん、コメントありがとうございます

> ちんぷんかんぷん、デフレなんですね。

現状の日本は恒常的なデフレですね^^

> 私はこの20年間、給与は横ばいで不満やったけど、デフレ考えたら、

そうなんですよね、実質は給与増えてたみたいな感じですかね。
その上、円高傾向だったし、思い返せばよい時代だった、という感じでしょうか。

Re: No title

たんちんさん、コメントありがとうございます

> 気がフレーター
> これだけはわかります。

あ!
そこ読んでくれたんですね^^
ありがとうございます。

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